こんにちは。sinyです。
本記事ではWindows + proxy環境下においてpythonで効率良くpip installする方法について紹介します。
個人開発等ではあまり気にならないテーマですが、社内ネットワークで開発する場合には大抵Proxyを通さないとpip installできません。
その場合、単純にpip installコマンドに「--proxy」オプションをつけて以下のように実行すればOKです。
pip install pandas --proxy http://<IPアドレス>
ただ、このやり方だとpip installするたびに「--proxy」オプションをつける必要があるため結構めんどくさい。
そんな時は、以下の設定をすれば普通にpip installするだけでインストールできるようになります。
まず、DOS画面を起動して以下のコマンドを実行します。
echo %APPDATA%
通常であれば以下のようなパスが表示されます。
C:\Users\<username>\AppData\Roaming
表示されたパスの直下にpipという名称のフォルダを作成します。
その後、さらにpipフォルダの下にpip.iniという名称でファイルを作成し、以下のエントリーを追記します。
[grobal] proxy = http://<IPアドレス>:<Port番号>
以上で設定完了です。
後は、Proxy環境外のときと同じように単純にpip install <モジュール名>でインストールできるようになります。
わりと基本的なナレッジですが、知ってると便利です。