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こんにちわ。sinyです。
2018年11月24日(日曜)に実施されたAI(DeapLearning)のG検定を受験しましたが、無事一発合格することができ、先日、合格証が届きました。
G検定の最新状況、合格ラインをまとめてみましたので、参考にしていただければ幸いです。
【2019/11/9更新】
G検定の最新状況をアップデートしました。
G検定(ジェネラリスト検定)とは?
G検定とは、2017年12月から始まった「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」試験です。
詳細は公式HPに掲載されていますので確認してみてください。
G検定(ジェネラリスト検定)の受験者と合格率の推移
G検定は過去5回(2017年~)試験が実施されました。
公式HPに掲載されている情報をもとに、過去5回の合格率、受験者数、合格者数、不合格者数の推移をまとめてみました。
第2回~5回の合格率の推移(2019/11/09アップデート)
これまでG検定の合格率は右肩上がりでしたが、第4→5回に掛けて初めて合格率が下がりました。(合格率72.8→ 71.4%)
受験者数、合格者数は第5回を終えた時点でも右肩上がりになっていますね。
ちなみに第2回~第5回にかけての受験者数の増加量ですが540人→692人→756人→1707人増と、第4回→5回にかけてかなり受験者数が伸びていますね。
ただし、受験者数はかなりの伸び率ですが、合格率は下がっていますので、それだけ落ちる人が増えている、合格しにくくなってきたという点は注意です。
合格率が70%超えと高くなっていますが、その数値が示すほど簡単に受かるという試験でも無いと思います。
おそらく、そこそこディープラーニングについて興味を持って勉強している人層が多いのではないかと思います。(実際私もそうでした)
全くの初心者がちょっと勉強して簡単に受かるというものではないのでご注意を。
合格ラインについて
G検定の合格ラインですが、得点および合格ラインは開示されていません。
この点は、JDLA試験事務局から受験結果が通知される際にその旨明記されています。
合格証について
試験に合格すると、G検定ロゴ(受験年月日入り)と以下のような合格証が電子データで届きます。
なお、合格証には試験の年度と実施回数が記載されるそうです。
今回だと(2018#2)
AI(DeapLearning)の領域は日進月歩なので、その内容が刻々と変わっていくためだそうです。
推薦書
JDLA監修書籍
まずは、G検定対策の公式テキストです。
受験者は必ず入手すべき書籍ですが、このテキストだけでは合格はできないというのが実情です。
上記の書籍は、AIを活用した実例が豊富に紹介されていて、どの分野でどのように使われているといったことがわかるので、AI事情を知りたい方には役に立つと思います。
G検定でも具体的な事例に絡む問題も出題されるのでチェックしておいて損はないですね。
JDLA推薦書籍
ただ、試験対策にならないか?と言われると数式部分は飛ばして、DeapLearningに関する部分を読んでおくと試験対策としては有効だと思います。
最後にAI白書2019です。
AI白書からも必ず出題があるので受験者は入手必須ですね。
また、かなり豊富な情報が載っているので試験対策だけではなく、AI関連の情報収集としても持っておきたい一冊です。
唯一のG検定対策の問題集です。
こちらもG検定を受ける人は必須のアイテムですね。
まとめ
G検定は第4回目を終え、今年も受験者数、合格者数ともに順調に増えています。
公式テキストの発刊や模擬テストの公開、問題集の発売もされて、合格に必要な情報源はかなり増えてきたのではないでしょうか。
AIに少しでも興味を持っている方、DeapLearningって難しそうと思って躊躇している方、
G検定であれば高度な数学やDeapLearningの細かなロジックまで問われることはありません。
実際、私は業務で全くAI分野に関わったこともなく(というか誰もDeapLerningなんて知らない状態)、DeapLearningについてはほとんどわからない状態でした。
そんな私でも、2018年になってから勉強をコツコツ重ねた結果、1発で合格することができました。
現在は、G検定の学習で身に着けたDeapLearningの知識を活用して、自社業務に対するAI活用のシーンなどを検討しています。
次回のG検定は2019年7月6日です。
余裕をもって勉強を始めてみてはいかがでしょうか?