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Anthropic Official Talk · 2026 Edition

れは大げさでもデモのための話でもありません。「@claude を Issue でメンションするだけで、Claude が ToDo を作り、コードを書き、Pull Request を投げてくる」——その運用は、すでに Anthropic 公式から無料で提供されています。本記事は、Anthropic の Member of Technical Staff、Sid Bidasaria 氏が「Code w/ Claude」で登壇した約 30 分セッションを完全に解体し、Claude Code SDK と GitHub Action の中身・仕組み・最短セットアップを、これから始める人向けに体系的に解説します。所要時間は約 12 分です。

sid@anthropic:~/sinyblog 01_source.mdこの記事の出典:Anthropic 公式セッション

本記事の内容はすべて、Anthropic が開催した開発者向けカンファレンス 「Code w/ Claude」(サンフランシスコ)の登壇セッションを情報源にしています[1]。スピーカーは Anthropic の Claude Code チームでエンジニアリングを担う Sid Bidasaria 氏(Member of Technical Staff)。30 分の枠で扱われたアジェンダは次の 4 本立てです。

  • SDK Quickstart — Claude Code SDK の最小構成
  • @claude GitHub Actions Demo — Issue から PR までの完全自動デモ
  • SDK Feature Deep Dive — 本番運用に効く各種フラグの解説
  • Setup @claude on your GitHub Repo! — 実際のリポジトリへの導入手順
この記事の読み方

「Claude Code は知っているけれど、SDK や GitHub Action までは追えていない」という方を想定して書いています。チャット UI の話は最小限にし、「自分のプロジェクトで Claude をどう動かすか」に絞って解説します。コマンドはすべてコピペで動く形で掲載しています。本文中の [n] は記事末の References に対応します。

sid@anthropic:~/sinyblog 02_summary.md結論:何ができるようになるのか

細かい話に入る前に、この 30 分のセッションを 1 行で要約します。

Claude Code は チャットツール ではなく、パイプラインに組み込めるインフラ部品 である——という再定義。

これを理解できると、次の 3 つが手の届く範囲に入ってきます。

  1. ターミナル / シェルスクリプトから 1 行で Claude を呼べるclaude -p "..."
  2. GitHub の Issue に @claude と書くだけで PR が自動で作られる(GitHub Action)
  3. 専用サーバーも監視基盤も不要で、本番運用が 60 秒で立ち上がる(既存の Actions ランナーを利用)

つまり、これまで「AI を使う」止まりだった開発者が、「AI に出荷させる(AI で deliver する)」側に移行できる、という分岐点の話です。Sid 氏自身もセッションの冒頭で次のように位置づけています。

It is a way to programmatically access the power of the Claude Code agent in headless mode. This is powerful because it's a new kind of primitive and a new kind of building block that allows you to build applications that just weren't possible before.

Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 0:50 付近 / [1]

sid@anthropic:~/sinyblog 03_what_is_sdk.mdそもそも Claude Code SDK とは何か

Claude Code には大きく 2 つの顔があります。

使い方 主な用途
対話モード claude と打って起動、自然言語で指示 普段の開発・調査・リファクタ
SDK / Headless モード claude -p "..." で 1 ショット実行、CI/CD やシェルスクリプトから呼び出し 自動化・パイプライン組込み・本番運用

後者がこの記事の主役、「Claude Code SDK」です。headless mode(画面なしで裏側で動かすモード)で動作し、Unix のツールチェーン(grepcatcurl と同じ世界)の一員として設計されています。Sid 氏のセッション時点では CLI 経由が主でしたが、Python / TypeScript の公式 SDK バインディング も近日提供予定として紹介されており[1]、より深いプログラマブル統合が選べる方向に進んでいます。

なぜ「Unix ツールとして設計」が効くのか

Unix の文化は「小さなツールを パイプ で繋いで大きな処理を作る」ことが基本です。Claude が同じ作法に従うことで、bash スクリプト・cron・GitHub Actions・Makefile・Docker といった既存の自動化資産にそのまま組み込めます。専用 SDK のための学習コストがほとんど発生しない、というのが思想的な勝ち筋です。Sid 氏は「The Unix-ish tool philosophy is what really makes Claude Code powerful.」と表現しています[1]

sid@anthropic:~/sinyblog 04_quickstart.md最初の一歩:claude -p による 1 行自動化

SDK の入口は、たった 1 つのフラグ -p(「prompt」の頭文字)です。これを付けるだけで、対話モードに入らずプロンプトを「1 ショット実行」できます。Sid 氏が会場で挙手で確認したところ、Claude Code 自体を使っている開発者は多数いた一方、claude -p を知っている人は少数派でした[1]。つまり、ここが多くの開発者にとって「次の一歩」です。

bash— terminal


$ claude -p "このリポジトリの構造を1段落で要約して"
This repository is a TypeScript-based ...
Sid Bidasaria, Code w/ Claude セッション(動画 約 2:50 付近 / [1])の例を踏襲

「ファイルの編集も許可したい」場合は、--allowed-tools フラグで明示的に許可します。デフォルトでは破壊的な操作(書き込み・削除等)は制限されているため、安全側に倒れた設計です。Sid 氏のデモでは「Fibonacci 数列ジェネレータを書いて」という依頼で --allowed-tools write を渡し、Claude にファイル書き出し権限を与える例が紹介されていました[1]

bash


$ claude -p "README の英語訳を README.en.md として作って" \
    --allowed-tools write
Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 3:00 付近 / [1])の構文を踏襲
対話モードを使ってきた人へ

claude(対話)と claude -p(1 ショット)の違いは「ターミナルが対話画面を維持するか、即座に終了するか」だけです。中身の Claude は同じ。シェルスクリプトに組み込むときは -p、画面で会話するときは無印と覚えておけば OK。

sid@anthropic:~/sinyblog 05_pipes.mdパイプ「|」で何でも繋がる

SDK が真価を発揮するのは、パイプで他のコマンドの出力を流し込めることです。「前のコマンドの結果を Claude に食べさせる」だけで、自動化のレパートリーが一気に広がります。Sid 氏は会場で「I don't like looking at logs manually. So this is something I do quite often.」と、自身のログ調査ワークフローとして紹介していました[1]

bash— 実用例


# ① ネットワーク状態をデバッグしてもらう
$ ifconfig | claude -p "ネットワーク問題を診断して"

# ② エラーログから原因を特定してもらう
$ cat error.log | claude -p "原因と修正案を3つ挙げて"

# ③ ファイルをコードレビューしてもらう
$ cat src/auth.ts | claude -p "セキュリティ観点でレビューして"
①②は Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 3:10 付近 / [1])で実演された例。Sid 氏は「I still don't know what ifconfig means, but Claude does.」と発言

エディタを開く前に、ターミナルで「コーヒーを淹れる前に修正案が出てくる」感覚です。これが「AI を使う」と「AI を組み込む」の最大の違いになります。

sid@anthropic:~/sinyblog 06_flags.md本番運用を支える 4 つのフラグ

SDK を「本番(プロダクション環境)に乗せる」ためには、4 つのフラグを押さえれば十分です。逆に言うと、ここを押さえれば即実戦投入できます。

--output-format json :結果を機械可読にする

Claude の出力を JSON で受け取れるフラグです。これが付くと、シェルスクリプトや上流の自動化システムが jq で値を取り出して条件分岐できるようになります。Sid 氏は「parsing this JSON and building on top of it is really how you can make use of the Claude Code SDK and create features for your users.」と、これを SDK の核と位置づけました[1]

bash


$ claude -p "コードレビューして重大度を high/medium/low で返して" \
    --output-format json \
    | jq '.severity'
Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 3:50 付近 / [1])の --output-format json 構文を踏襲した実践例

このフラグ 1 つで、Claude は「チャットツール」から「裏側で動くインフラ部品」に変わります。本番運用したいなら必須です。なお値には json(最後に 1 つの大きな JSON が返る)と stream-json(メッセージが届くたびに JSON が逐次流れてくる)の 2 種類があり、UI に進捗表示したいときは stream-json が便利です[1]

--allowed-tools :「これだけはやっていい」を明示

「勝手にファイルを消されたら困る」という、本番 AI 導入の最大の壁を破壊するためのフラグです。ホワイトリスト形式で許可する操作を渡します。Sid 氏は npm run build,npm test,write のように、「ビルド・テスト・書き込み」を明示的に許可することで Claude に自己検証ループを回させる例を挙げていました[1]

bash


# 「読み取りと grep だけ許可。書き込み・コマンド実行は禁止」
$ claude -p "依存パッケージの脆弱性を調査して" \
    --allowed-tools "read,grep"
Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 11:30 付近 / [1])の --allowed-tools 説明をもとに構成

--permission-prompt-tool :認可をリアルタイムで外部委譲

事前定義では足りないケース(「実行ごとに人に判断させたい」「社内のポリシーサーバーに問い合わせたい」)のためのフラグです。MCP サーバー(Model Context Protocol:Claude に外部ツールを繋ぐオープン規格)に「やっていいか」の判断を委譲できます。

You can ask users in real time for whether they want to accept a tool or reject a tool, and you can have an MCP server kind of handle that for you—as opposed to trying to predict which tools are okay and which tools are not.

Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 12:00 付近 / [1]

エンタープライズ級のセキュリティをたった 1 フラグで実現できる、というのが Sid 氏のセッションでも強調されていたポイントでした。

--system-prompt :ペルソナを 1 行で差し替える

Claude の「性格・話し方・振る舞いの基準」を、起動時にプロンプトとして注入します。お遊び用途から本格運用まで幅広く使えます。

bash


# お遊び(Sid の実例)
$ claude -p "今日のタスクの進捗を教えて" \
    --system-prompt "talk like a pirate"

# 本格運用
$ claude -p "PR をレビューして" \
    --system-prompt "本番レビュアーとして社内コーディング規約 v3.2 に従う"
「talk like a pirate」は Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 10:30 付近 / [1])の本人実例

クライアントごとに性格を変えたエージェントを量産する、という運用がこの 1 フラグで成立します。

sid@anthropic:~/sinyblog 07_session.mdセッション永続化:会話を覚える AI

普通の AI API 連携は 呼び出しごとに記憶喪失 です。前の会話を覚えていないので、毎回コンテキストを全部詰め込み直す必要があります。「AI アシスタント、健忘症みたい」と感じる正体はこれです。

Claude Code SDK は session ID(会話ごとに振られる固有番号)を返してくれます。後からこの ID を渡せば、何時間後でも・何日後でも、同じ文脈で会話を再開できます。Sid 氏はこれを「this kind of enables you to build user interactive features」、つまり 本物のユーザー対話型 AI プロダクト を組む土台と説明していました[1]

bash— 擬似コード(本記事による構成)


# 初回呼び出し
$ SESSION=$(claude -p "認証まわりをリファクタしたい" \
              --output-format json | jq -r '.session_id')

# 数日後、同じ文脈で再開
$ claude -p "昨日の続きで、テストも追加して" --session-id "$SESSION"
本記事による構成例(フラグ仕様は Sid Bidasaria, Code w/ Claude / [1] および公式ドキュメント / [3] に基づく)
これが「本物の AI プロダクト」を組む土台

session ID があるから、ユーザーごとの長期コンテキストを保ったチャットボットも、長時間動くエージェントも組めます。SaaS の「カスタマーサポート AI」のような長期記憶系プロダクトを Claude Code SDK 1 本で実現できる、ということです。

sid@anthropic:~/sinyblog 08_github_demo.md@claude GitHub Action ライブデモ

セッションのハイライトは、ここからのライブデモでした。Sid 氏はオープンソースの実在クイズアプリのリポジトリを開き、新しい Issue を 1 本立てます。タイトルは要約すると add power-ups for 50/50 elimination of options and skip questions for free(50/50 と スキップのパワーアップを足してくれ)」。本文も自然言語で要件をざっと書いただけです[1]

Issue 本文の最後に @claude please implement this feature とコメントすると、すぐに Claude が動き出します。実演された一連の動作はこうです。

  1. Issue にコメントを返す:「了解しました。これから進めます」(GitHub Action の job run へのリンク付き)
  2. ToDo リストを自動で作成:何をどの順番でやるか、コメントとして投稿
  3. 既存コードベースを解析:関連ファイルを読み、影響範囲を把握
  4. 複数ファイルを編集:UI、ロジック、状態管理に分散して修正
  5. ブランチを切って Pull Request を起票:Issue とリンクされた状態で PR が生まれる

これがおよそ数分。人間がコードに触れた瞬間はゼロです。Sid 氏は同じデモ内で、もう 1 本の Issue(「per-question timer を追加してほしい」)にも並列で @claude をメンションし、両方を同時進行させていました[1]。さらに、既に開いている PR のスレッドで「青ではなく緑にして」とコメントするだけで、対象ブランチに追加コミットが入ること(カラー定義が 3 ファイルに分散していたところを Claude が全部書き換えた)も実演されました。

This is kind of the power of the GitHub action because you didn't really have to run this on your own infra. You can just literally comment on the thread saying "please build this for me." It uses your GitHub action runners and just like does the thing.

Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 16:00 付近 / [1]

sid@anthropic:~/sinyblog 09_install.md60 秒で本番投入:/install-github-app

「すごいのはわかったけど、導入が大変なんでしょ?」——ここがセッションの最大の山場でした。

普通、AI を本番のリポジトリに常駐させようとすると、こんなものが必要になります。

  • 専用のサーバー(常時起動)
  • デプロイパイプライン
  • 監視・アラート基盤
  • 認証・トークン管理
  • コスト制御の仕組み

Claude Code GitHub Action はこのすべてを 不要 にします。GitHub Actions ランナー(GitHub が用意している実行マシン)が動かすので、自前のインフラがそもそも要りません。導入は次の 1 コマンド。

bash— Claude Code 内で実行


$ claude /install-github-app
Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 19:30 付近 / [1])— "the easiest way to do this is to open up Claude Code in a terminal in the repo that you want to install it in"

これを叩くと、Claude Code が次のことを順に対話で進めてくれます。

  1. GitHub App のインストール画面を開く(リポジトリ単位で許可)
  2. 必要な Secrets(ANTHROPIC_API_KEY など)の設定をガイド
  3. リポジトリ直下に .github/workflows/claude.yml(Action の YAML)を自動生成

体感本当に 1 分弱で終わります。月数百ドル払っている他社ツールに比べて、この公式 Action は 本家・無料(API 利用料は別。Pro/Max のサブスク内で動く構成も可)。コストパフォーマンスの差が異常です。

最低限の YAML はこれだけ

自動生成された YAML は、最小構成だと 20 行ほど。下記が .github/workflows/claude.yml のおおよその姿です。

yaml— .github/workflows/claude.yml


name: Claude Code Action

on:
  issue_comment:
    types: [created]
  pull_request_review_comment:
    types: [created]
  issues:
    types: [opened, assigned]

jobs:
  claude:
    runs-on: ubuntu-latest
    permissions:
      pull-requests: write
      issues: write
      contents: write
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
      - uses: anthropics/claude-code-action@v1
        env:
          ANTHROPIC_API_KEY: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
公式リポジトリ anthropics/claude-code-action(README) / [2] の最小構成例をベースに作成
Bedrock / Vertex 利用時の注意

AWS Bedrock または Google Vertex AI を経由している場合、/install-github-app の手順が一部異なり、もう少し手作業が必要です。Sid 氏も「please have a look at the docs, the docs are pretty comprehensive」と案内しています[1]。詳細は公式ドキュメント[3]を参照してください。

sid@anthropic:~/sinyblog 10_architecture.mdAnthropic が公開する 3 層アーキテクチャ

セッション内でも明示されていた、最も重要な構造の話です。Claude Code GitHub Action は 3 層に分かれて 公開されており、どの層を直接触るかでできることのレンジが変わります[1][2]

Layer 名称 役割 使う人
3 PR Actionclaude-code-action コメント整形・ToDoチェックボックス・GitHub UX を全部整えた最上位層 「とりあえず使いたい」99% の利用者
2 Base Actionclaude-code-base-action SDK をきれいな API に包んだ薄い中間層、独自フローを組みたいとき 独自の自動化を作る開発者
1 Claude Code SDK 生のプログラマブルアクセス、最も自由 クライアント向けに完全カスタムを組む人

Both the base action and the PR action are open sourced. So I would encourage you guys to go have a look, take inspiration from how that works, and maybe that inspires more ideas.

Sid Bidasaria, Code w/ Claude(動画 約 18:30 付近 / [1]

普段 Issue で @claude と書いて遊ぶだけなら、Layer 3 の存在しか意識しません。一方、自社専用のレビュールールやエージェントワークフローを組み上げたい場合は、Layer 2 や Layer 1 まで降りていく必要があります。

ここが「コピペ勢」と「組み立てる勢」の分かれ目

チュートリアルどおり Layer 3 をコピペして使うのか、Layer 1〜2 を理解してクライアント向けにカスタム AI インフラを組み上げるのか。後者を理解しているエンジニアが、海外では月 $5K〜$25K 規模のクライアント案件を 1 本単位で受けている、という事例も外部メディアで紹介されています[4]

sid@anthropic:~/sinyblog 11_use_cases.mdこの構成で実際に何が回るのか

SDK と GitHub Action を組み合わせると、実運用ではこんな自動化が手に入ります。Sid 氏のセッション末尾でまとめられた現状のケイパビリティ[1] をベースに整理しました。

  • 自動コードレビュー:PR が立つたびに Claude が指摘し、改善案を PR コメントに残す
  • 自動バグトリアージ:新規 Issue を Claude が読み、ラベル付け・優先度判定・関連ファイル提示まで実施
  • Issue → PR の自動機能実装:要件さえ書けば、コードまで自動で完成(先述のクイズアプリと同じ)
  • カスタムリンター:プロジェクト固有の規約をプロンプトに埋め込み、CI で違反を検出
  • 既存 PR への追加コミット:開いている PR のスレッドで @claude このカラーを green に変えて とコメントするだけで、対象ブランチに追加コミットが入る(デモでは 3 ファイルにまたがる色定義をすべて一発で書き換えていました)
  • 質問応答 BOT:機能実装ではなく純粋な「これってどう動いてる?」への回答も担当できる
  • リモート開発環境の自動操作:headless モードで離れたサーバーに対して Claude を走らせる

これらをすべて、個人レベルで・公式インフラだけで組める、という点が決定的に新しい部分です。

sid@anthropic:~/sinyblog 12_3_steps.md今日から始める 3 ステップ

ここまで読んで「やってみたい」と思ったら、最短のスタート地点はこの 3 ステップです。

Step 1:手元のターミナルで claude -p を試す

Claude Code をインストール済みなら、いますぐ echo "Hello" | claude -p "これを5言語に翻訳して" と叩いてみてください。インストールがまだなら npm install -g @anthropic-ai/claude-code から。

Step 2:練習用リポジトリで /install-github-app

本番リポジトリにいきなり入れず、まずは個人の練習用リポジトリで導入してみるのが安全です。claude /install-github-app から対話で進めるだけ。Issue を 1 本立てて @claude とメンションすれば、本物のデモを自分の目で見られます。

Step 3:本番リポジトリに入れる前に権限設計

本番リポジトリで使う場合は、permissions: セクションで PR 作成権限を最小限に絞り、ブランチ保護ルール(main への直接 push 禁止、必須レビュー)を必ず設定してください。Claude が PR を作れる範囲を制御するのは、利用者側の責任です。

sid@anthropic:~/sinyblog 13_summary.mdまとめ

30 分のセッションをぎゅっと圧縮すると、伝えたいことは 3 つに集約されます。

  1. Claude Code SDK は headless で動く。ターミナル / シェル / CI/CD にそのまま組み込めるインフラ部品である。
  2. @claude GitHub Action は 60 秒で本番投入できる。Issue を書くだけで PR が返ってくる運用が、個人の手元で完結する。
  3. 3 層アーキテクチャを理解すれば「組み立てる側」になれる。Layer 3 の利用者で止まるか、Layer 1〜2 まで踏み込んで仕事にするか、ここで道が分かれる。

チャット UI だけを叩いて満足しているうちは、Claude Code の本当の価値の半分も使えていません。手元のターミナルで claude -p を 1 回試すところから、未来の開発スタイルへの移行が始まります。

本記事は Anthropic 公式の「Code w/ Claude」イベントにおける Sid Bidasaria 氏のセッション動画(約 30 分)を openai-whisper(base.en モデル)で文字起こし したうえで、概要メモ・claude-code-action 公式ドキュメントと突合し、運営者(現役 IT エンジニア・15 年以上の業界経験)が編集・構成しています。フラグ仕様・YAML 構成・コマンド名・引用 quote はすべて記事末の References を参照してください。最新かつ正確な情報は Claude Code 公式ドキュメント をあわせてご確認ください。

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