【Claude Code ダイナミックワークフロー徹底解説】AIが自分でチームを組む新機能を非エンジニア向けに|/deep-research から始める
SINYBLOG — 【Claude Code ダイナミックワークフロー徹底解説】AIが自分でチームを組む新機能を非エンジニア向けに|/deep-research から始める

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目次

Claude Code New Feature · 2026 Edition

半期かかるような大規模コード移行を、たった数日で——これは誇張ではなく、Anthropic が新しく公開した ダイナミックワークフロー(Dynamic Workflows) という機能の実績です。本記事は、2026 年に Claude Code へ追加されたこの新機能を、プログラミングをやらない人でも「何がすごいのか」「どうやって使い始めるのか」がわかるように、公式発表とドキュメントをもとにかみ砕いて解説します。「使えるようにする手順」を前半に置いたので、上から読めばそのまま今日始められます。所要時間は約 10 分です。

you@sinyblog:~/claude-code 01_source.mdこの記事の出典と読み方

本記事の内容はすべて、Anthropic(Claude の開発元)が公開した 公式発表ブログ[1] と、Claude Code 公式ドキュメント[2] をもとにしています。ダイナミックワークフローは 「リサーチプレビュー」(=正式版の前に、試験的に先行公開する段階)として提供が始まった新機能です。

この記事の読み方

「Claude や ChatGPT は触ったことがあるけれど、Claude Code(エンジニア向けのAIツール)は詳しくない」という方を想定して書いています。コマンド(黒い画面に打ち込む命令文)も出てきますが、意味がわかれば打てなくても問題ありません。まず 第3章「使えるようにする3ステップ」 で準備し、第8章の /deep-research で実際に動かす、という順で読むのがおすすめです。本文中の [n] は記事末の References に対応します。

you@sinyblog:~/claude-code 02_summary.md結論:一言でいうと「AIが自分でチームを組んで働く」

細かい話に入る前に、この機能を 1 行で要約します。

ダイナミックワークフローとは、AI が「作業の段取り」を自分で組み立て、たくさんの分身(AI の作業員)に仕事を割り振って、結果を相互チェックさせながら、長時間ひとりでに走り続けるしくみである。

これまでの AI への依頼は、あなたと AI が 1 対 1 で会話し、AI が一歩ずつ作業する形が基本でした。ダイナミックワークフローはここを大きく変えます。AI が「プロジェクトマネージャー」になり、数十〜数百人の作業員(サブエージェント) を同時に動かして、巨大な仕事を分担で片付けるのです。しかも、その作業は 裏側(バックグラウンド) で進むので、あなたは待っている間に Claude Code で別の会話を続けられます[2]

得意とするのは、「一回の会話では大きすぎる仕事」です。たとえば——

  1. コードベース全体のバグ探し(何百ものファイルを並列で捜索し、見つけた疑いを一件ずつ別の AI が検証)
  2. 大規模な移行作業(古い仕組みから新しい仕組みへ、何百〜何十万行も書き換え)
  3. 裏取りが必要な調査(複数の情報源を突き合わせ、生き残った事実だけを報告)

you@sinyblog:~/claude-code 03_enable.mdまず準備:使えるようにする3ステップ(要件と有効化)

まず最初に、いちばん知りたいところを片付けます。ダイナミックワークフローを使えるようにする条件は 3 つだけです[1][2]

ステップ1:Claude Code を最新版にする(v2.1.154 以降が必須)

この機能は新しいため、古いバージョンの Claude Code には存在しません。まずバージョンを確認し、足りなければ更新します。

bash— terminal


# いま入っているバージョンを確認(2.1.154 以上ならOK)
$ claude --version

# 古ければ最新版に更新(npm で入れている場合)
$ npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
必要バージョン v2.1.154 以降は公式ドキュメント[2] に明記

ステップ2:有料プランであることを確認する

ダイナミックワークフローは 有料プラン向けの機能です。Pro/Max/Team/Enterprise のいずれか、もしくは API 経由(Amazon Bedrock・Google Vertex AI・Microsoft Foundry を含む)で使えます[2]無料プランでは利用できません。

ステップ3:機能をオンにする(プランにより違う)

プラン 有効化の方法
Pro /config を開き、「Dynamic workflows」の行をオンにする(初期状態はオフ)
Max / Team そのまま利用可能
Enterprise 管理者が許可していれば利用可能(組織側で無効化されている場合あり)

/config は Claude Code の設定画面を開くコマンドです。ここまで終われば準備完了。あとは 第8章の /deep-research を打つだけで、すぐに体験できます。

初回はかならず「確認」が出るので安心

有効化しても、いきなり AI が暴走することはありません。ワークフローを 最初に実行する前には必ず確認画面が出て、あなたが「Yes」を押してから動き出します[1]。承認のしくみは第10章でくわしく説明します。

コマンドが出てこないときは、まず「再起動」

「条件は満たしているのに /deep-research/workflows が補完に出てこない」——この多くは 古いセッションを開きっぱなしが原因です。スラッシュコマンドや機能フラグは Claude Code の起動時に読み込まれるため、起動後に機能が有効化されても、動きっぱなしのセッションには反映されません。Claude Code をいったん終了して起動し直すと表示されます(本記事の検証でも、再起動だけで /effortultracode/workflows/deep-research/config の「Dynamic workflows」がすべて出現しました)。

機能がオンか一発で見分けるコツ:/effortultracode があるか

公式仕様では、ワークフローが無効なときは /effort メニューから ultracode が消えます[2]。逆に言えば、/effort を開いて ultracode があれば機能はオン、無ければオフ(または未配信)と即判定できます。/deep-research は WebSearch ツールが使える環境でのみ動くため、機能の有無を確かめるなら /deep-research 単体ではなく /effort/workflows で見るのが確実です。なお本機能はリサーチプレビューのため、要件を満たしていても アカウントへの配信が順次で、/config に行が現れるまで時間差が出ることもあります。

you@sinyblog:~/claude-code 04_subagent.md前提:そもそも「サブエージェント」って何?

ワークフローを理解するには、先に サブエージェント という言葉を押さえておくとスムーズです。難しくありません。

サブエージェント=「AIが生み出す分身の作業員」

Claude Code はメインの AI が、必要に応じて 使い捨ての小さな AI(サブエージェント) を生み出し、特定の作業を任せられます[3]。たとえば「このフォルダを調べてきて」と分身に頼み、分身は調べ終わったら結果だけを親に返して消えます。料理に例えるなら、料理長(メインAI)が下ごしらえ係・盛り付け係に分担を出すイメージです。

従来のサブエージェントは便利でしたが、限界もありました。段取り(次に何をするか)を決めるのは毎回メインの AI 自身で、しかも分身が返してきた結果は全部メインの AI の「頭の中(コンテキスト=AIが一度に覚えていられる作業メモリ)」に積み上がっていきます。仕事が大きくなるほど頭がいっぱいになり、一度に動かせる分身の数も「1 回のやり取りで数体」が現実的な上限でした[2]。ここを突破したのがダイナミックワークフローです。

you@sinyblog:~/claude-code 05_what_is_workflow.mdワークフローの正体:「段取り」をプログラムにする

ダイナミックワークフローの正体は、ひとことで言えば 「Claude が自動で書く、段取りのプログラム(スクリプト)」 です[2]。あなたがやりたいことを言葉で伝えると、Claude がその場で JavaScript(Web でよく使われるプログラミング言語)の段取り台本を書き、専用の実行エンジン(ランタイム)がそれを裏側で動かします。

ここがキモです。従来は 「段取りはメイン AI の頭の中」 にありました。ワークフローでは 「段取りはプログラムの中」 に移ります。違いを料理で例えると——

  • 従来:料理長が、その場の判断で「次これ、次これ」と口頭で指示し続ける。指示の記憶も結果も全部、料理長の頭の中。
  • ワークフローレシピ(手順書)そのものを紙に書き出す。手順・繰り返し・分岐・途中結果はすべて紙が持つ。料理長の頭には「最終的な完成品」だけが残る。

この「段取りを紙(コード)に書き出す」効果は2つあります。1つは 規模。台本が回し続けるので、数十〜数百体の作業員を一度に動かせます。もう1つは 再現性。一度うまくいった段取りは、台本ごと保存して何度でも同じように実行できます(第12章)。

you@sinyblog:~/claude-code 06_compare.mdサブエージェント/スキル/ワークフローの違い

Claude Code には似た機能が 3 つあります。混乱しやすいので、公式ドキュメントの比較[2] を、非エンジニア向けに言い換えて整理しました。違いは 「段取り(プラン)を誰が持っているか」 の一点に集約されます。

観点 サブエージェント スキル ワークフロー
正体 AIが生む作業員 AIが従う手順書 エンジンが動かす台本
次に何をするか決めるのは AIが毎回その場で判断 AIが手順に沿って判断 台本(プログラム)
途中結果の置き場所 AIの頭の中 AIの頭の中 台本の中の変数
動かせる規模 1回あたり数体 同左 1回で数十〜数百体
中断したとき やり直し やり直し 同じセッション内なら再開可
どれを使えばいい?

ざっくり、「1回の会話で扱える小さめの作業」ならサブエージェントやスキルで十分「会話1回では仕切れないほど大きい/同じ段取りを何度も使い回したい」ときがワークフローの出番です[2]。非エンジニアの方は「巨大すぎる調べもの・整理ものを丸投げしたいときの最終兵器」と覚えておけば OK です。

you@sinyblog:~/claude-code 07_why_trust.mdなぜ「並列+相互チェック」だと信頼できるのか

「AI に大量に作業させたら、その分まちがいも増えるのでは?」——もっともな疑問です。ダイナミックワークフローの賢い点は、ただ作業員を増やすだけでなく、「品質を保つ型」を段取りに組み込めるところにあります[2]

代表的なのが 相互チェック(敵対的レビュー) です。ある作業員が出した結論を、別の独立した作業員が「それは本当か?」と反証を試みる。両者の意見がぶつかり、検証を生き残った結論だけが採用されます。1人の AI が一発で出した答えより、「複数の AI が別角度から攻めて、それでも崩れなかった答え」のほうが信頼できる——という発想です。

人間の組織でいう「ダブルチェック」

経理が打った数字を別の人が検算する、記事を書いた人とは別の人が校閲する——あの考え方を AI 同士でやらせるイメージです。難しい計画は「複数の案を別々に下書きして、一番強い案を選ぶ」こともできます。規模だけでなく“信頼性”を上げるのがこの機能の本質です。

you@sinyblog:~/claude-code 08_deep_research.md最初の一歩:/deep-research はワークフロー機能の“見本”

準備ができたら、いちばん手軽な入口がこれです。/deep-research と打つだけで、「ある疑問について、たくさんの情報源を横断して調べ上げる」ワークフローが走ります[2]

これは“別機能”ではなく、ワークフロー機能に付属する「既製ワークフロー」

ここを誤解しないでください。/deep-research は、Claude Code に最初から付いてくる 「バンドルされたワークフロー(=あらかじめ用意された既製の段取り台本)」です[2]。つまり ダイナミックワークフロー機能の“上に乗っている見本”であって、ワークフローとは無関係な独立機能ではありません。その証拠に、ワークフロー機能をオフにすると /deep-research も使えなくなります[2]。だからこそ、自分で台本を書かずにワークフローの動きを体験できる、いちばん安全な入口なのです。

text— Claude Code に入力


/deep-research Node.js の権限モデルは v20 から v22 で何が変わった?
公式ドキュメント[2] の例を日本語化(/deep-research は WebSearch ツールが使える環境で動作)

こう打つと、裏側で複数の作業員が いろんな角度から Web 検索を分担し、見つけた情報源を 互いに突き合わせて各主張に“投票”して裏が取れたものだけを残し、最後に 出典つきの 1 本のレポート を返してきます[2]。途中の細かいやり取りは画面に流れず、完成版だけが届くので、待っている間あなたは別の作業を進められます。「AI に自分で裏取りまでさせる調査」を、まず安全に体験できる入口です。

you@sinyblog:~/claude-code 09_create.md自分のタスクをワークフロー化する2つの方法

組み込みの /deep-research だけでなく、自分のやりたいことを Claude にワークフロー化してもらうこともできます。方法は 2 つです[2]

方法① プロンプトに「workflow」という言葉を入れる

依頼文のどこかに workflow(ワークフロー)という単語を入れるだけ。Claude Code がその単語をハイライトし、一歩ずつ作業する代わりに 段取り台本を書いてくれます

text— 入力例


workflow を組んで、src/routes/ 配下の全APIに
認証チェック漏れがないか監査して
公式ドキュメント[2] の例を日本語化。意図せず反応したときは alt+w でその回だけ無視できる

方法② ultracode をオンにして、AIに任せる

ultracode(ウルトラコード)は Claude Code 専用の設定で、「思考の深さを xhigh(いちばん深く考える設定)に引き上げる」+「必要だと判断したら自動でワークフローを組む」をまとめてオンにするモードです[2]

text— Claude Code に入力


/effort ultracode
公式ドキュメント[2]/effort は「どれだけ深く考えるか」を切り替えるメニュー
ultracode は「燃費が悪い」と心得る

オンにすると、Claude は 1つの依頼を「理解する用」「直す用」「検証する用」と複数のワークフローに分けることすらあります。当然 トークン(=利用量・コスト)を多く消費し、時間も長くかかります。この設定は 今のセッション中だけ有効で、新しく開始するとリセットされます。通常作業に戻るときは /effort high で1段下げましょう[2]

you@sinyblog:~/claude-code 10_safety.md暴走させないための「承認」と「権限」

「AI が勝手に大量のファイルを書き換えたら怖い」——この不安には、ちゃんと安全装置が用意されています。ワークフローは 最初に実行する前に必ず確認を求めてきます[1]

承認画面では、これから走る作業フェーズの一覧が表示され、次の選択肢から選べます[2]

  • Yes, run it:実行する
  • Yes, and don't ask again…:実行し、このプロジェクトの同じワークフローでは今後確認しない
  • View raw script:実行前に台本の中身を読む(Ctrl+G でエディタでも開ける)
  • No:やめる
作業員の権限は別管理になっている

ワークフローが生み出す作業員は、あなたが事前に許可した道具(ツール)の範囲内でしか動けません。ファイルの編集は自動承認されますが、許可リストにないシェルコマンド・Web取得・外部連携は、実行の途中でもあなたに確認を求めてきます[2]。長時間ほったらかしにしたいなら、必要な道具を先に許可しておくと途中で止まりません。

you@sinyblog:~/claude-code 11_watch.md進捗の見方とコントロール(/workflows

ワークフローは裏側で走るので、いつでも進捗を覗けます。/workflows と打つと、実行中・完了済みの一覧が出ます。見たいものを矢印キーで選び、Enter で 進捗ビュー を開きます[2]

text— Claude Code に入力


/workflows
公式ドキュメント[2]。入力欄の下の「タスクパネル」にも1行の進捗サマリーが出る

進捗ビューには、各フェーズごとに 動いている作業員の数・使ったトークン量・経過時間 が並びます。さらに、各作業員が「いま何を見て、何を見つけたか」まで掘り下げて確認できます。主な操作キーは以下の通りです[2]

キー できること
/ フェーズや作業員を選ぶ
Enter / 選んだものを掘り下げる(中身を読む)
Esc 1階層もどる
p 一時停止/再開
x 選んだ作業員、または全体を停止
r 選んだ作業員を再起動
s この実行の台本をコマンドとして保存

you@sinyblog:~/claude-code 12_save.md一度作った段取りを保存して使い回す

ワークフローの強みは 再現性 でした。うまくいった段取りは、その台本を「自分専用コマンド」として保存できます。たとえば「ブランチを切るたびに毎回やるレビュー」を1コマンドにしておけば、次からは同じ段取りが一発で走ります[2]

保存は、/workflows で残したい実行を選び、s を押すだけ。保存先は 2 つから選べます。

  • プロジェクト内.claude/workflows/):チーム全員で共有できる
  • 自分の手元~/.claude/workflows/):すべてのプロジェクトで使えるが、自分だけに見える

保存すると、次回以降は /(つけた名前) というコマンドとして、入力補完にも出てきます。/deep-research のような組み込みワークフローと同じ並びに、あなただけの段取りが増えていく感覚です[2]

you@sinyblog:~/claude-code 13_limits_cost.mdしくみ・制限・コストを正しく知る

便利な一方、無制限ではありません。安心して使うために、公式が定める 境界線 を押さえておきましょう[2]

制限 理由(やさしい説明)
実行中は人が口出しできない 途中で止められるのは権限確認のときだけ。段階ごとに承認したいなら、各段階を別ワークフローに分ける
台本自体はファイルを直接いじれない 実際に読み書き・コマンド実行をするのは作業員。台本はあくまで「指揮」に徹する
同時に動く作業員は最大16体 パソコンの負荷を抑えるため(CPUが弱い機種ではさらに少なく)
1回の実行で合計1,000体まで 暴走(無限ループ)を防ぐための上限
コストは「人海戦術ぶん」かかる

たくさんの作業員を動かすぶん、普通に会話で進めるよりトークン(利用量)を大きく消費します。当然プランの使用量・レート制限にカウントされます。途中で止めても、そこまで終わった作業は無駄になりません。節約のコツは、(1) 大きな実行の前に /model で使うモデルを確認する、(2) 強いモデルが要らない工程は「軽いモデルでやって」と頼む、の2点です[2]

中断しても「再開」できる

止めた実行は、同じセッション内なら再開可能です。すでに終わった作業員の結果は再利用され、残りだけが動き直します。ただし Claude Code をいったん終了すると、次回はゼロからのやり直しになります[2]。長丁場の作業は、終わるまでセッションを閉じないのがコツです。

you@sinyblog:~/claude-code 14_bun_example.md実例:Bun を11日でZig→Rustに移植

「数十万行の書き換えなんて本当にできるの?」という疑問に、公式発表が具体的な実績をひとつ挙げています[1]

開発者の Jarred Sumner 氏は、JavaScript 実行環境「Bun」を Zig という言語から Rust という言語へ(約 75 万行規模)、ダイナミックワークフローを使って 11 日間で移植し、既存テストの 99.8% を通過させた。

Anthropic 公式発表「Introducing dynamic workflows in Claude Code」[1]

ポイントは 「テストを合格ラインにした」こと。ワークフローは、既存のテスト(=正しく動くかの自動チェック)を“越えるべきバー”として、合格するまで何度も書き直しと検証を繰り返せます。だから巨大でも品質を保てるわけです。非エンジニア向けの実用イメージとしては、ほかにも次のような使い道が公式で挙げられています[1][2]

  • コード全体のバグ一斉点検(見つけた疑いを別AIが裏取り)
  • 速度のボトルネック調査(どこが遅いかを計測しながら洗い出す)
  • セキュリティ監査(脆弱性を並列で捜索→1件ずつ検証)
  • 使われていない死んだコードの発見(従来の自動解析が見逃すものまで)
  • 裏取り済みのリサーチ(複数ソースを突き合わせた信頼できる調べもの)

you@sinyblog:~/claude-code 15_roadmap.md今日から始めるロードマップとまとめ

最後に、ここまでの内容を 「今日やる順番」 に並べ直します。上から順にこなせば、初めてでも迷いません。

  1. 準備するclaude --versionv2.1.154 以降か確認 → 古ければ更新(第3章)
  2. オンにする:Pro なら /config の「Dynamic workflows」をオン(Max/Team はそのまま)
  3. 体験する/deep-research 〇〇について調べて を1回実行。確認画面で「Yes」を押し、完成レポートを受け取る(第8章)
  4. 覗いてみる:走っている間に /workflows で、作業員が分担している様子を見る(第11章)
  5. 自分の仕事で試す:依頼文に workflow を入れて、自分のタスクを台本化してもらう(第9章)
  6. コストを意識する:大きな実行の前に /model を確認。普段使いに戻すときは /effort high(第13章)

本記事の要点は 3 つです。

  1. ダイナミックワークフローは「AIが自分でチームを組んで働く」しくみ。段取りをプログラム化し、数十〜数百の作業員を裏側で並列に動かす。
  2. 使い始めは簡単。Claude Code を v2.1.154 以降にして、有料プランで(Pro は /config でオン)、まず /deep-research を1回叩くだけ。/deep-research はワークフロー機能に付属する“既製の見本”なので、最短で挙動を体験できる。
  3. 安全装置とコスト意識はセット。実行前の承認・権限管理・上限(16並列/1000体)がある一方、トークン消費は大きい。軽く試して感触をつかんでから本番に使うのが王道。

「AI に質問する」段階から、「AI に大きな仕事を任せて、自分は完成品を受け取る」段階へ。ダイナミックワークフローは、その分岐点を示す新機能です。リサーチプレビューの今のうちに、まずは第3章の準備をして /deep-research を1回——そこから未来の使い方が見えてきます。

本記事は Anthropic 公式発表ブログ「Introducing dynamic workflows in Claude Code」および Claude Code 公式ドキュメント(workflows / sub-agents ページ)を一次情報源として精読・突合したうえで、運営者(現役 IT エンジニア・15 年以上の業界経験)が非エンジニア読者向けに編集・構成しています。コマンド名・数値(v2.1.154/16 並列/1,000 体/Bun 約 75 万行・11 日・99.8%)・対象プラン・有効化手順はすべて記事末の References を参照してください。ダイナミックワークフローはリサーチプレビュー段階のため、最新かつ正確な仕様は 公式ドキュメント をあわせてご確認ください。

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